W本願寺ラン

９月８日
朝走る。
いつものように東、南を走り、日陰を縫い付けながら走る。
本日は”Ｗ本願寺”がテーマ。
要は、西本願寺、東本願寺を通り、詣り、帰ろう、という
完全自主企画である。
堀川通り、七条、烏丸を経て街へ帰るのである。
全長6.3ｋｍ39分。

それぞれの本願寺で、家族の平癒や失物の発見等願う。
お寺の前に掲げられた「ことば」を読むのが好きな私は、
走りながら読む。そして考える。いや、感じる。

東本願寺の烏丸通側には行燈状に色々掲げてある。
1つ読み、考える間もなく1つ読み、となる。
「考える」間がないので、「感じる」しかないのである。

浸みるものもあれば、そうでないものもある。
それは自分の心のありようや、まわりの状況がそうさせるのだろう。

子どもの頃、
「仏の顔を見て、笑っておられるように見えれば心がよし、
怖く見えればそうではない」
と教えられたので、読むたびにそのように思うのかもしれない。
そう考えると、常ならん世の中、『今の自分にとって「よい」とする
ものは何か』、も常にはならんものなのか、と思う。
自分を持つとかナンバーワンよりオンリーワンも”無常”の前には
大して意味をもたんな、とめずらしく考える秋の朝。
秋がそうさせるのかしら、なんてね。

体重は、昨日ソースかつ丼をモリモリ食ったので、66.5ｋｇに逆戻り。
追加で食後に4ｋｍ走ったのになあ...

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