初タイムトライアル

6月28日
「ツアラトゥストラはこう言った」の上巻が終わった。

走ってみた。昨日、一気に速くなっていたので、
今日はちょっと前向きだった。
10分越え、をやってみるか、と思った。

よくよく考えてみれば、走り始めの日、
小学生で「1ｋｍ5分」と思っていたレベルだから、
大したことない。

ただ、弱り切った精神、または体には、ちょっとした挑戦だ。
走る、走る。いつもの標識は1分30秒、おお、早い！
と思っていたが、どんどん息が上がる。顔が崩れてくる。
自分のイメージではアンガールズの田中が逃走中で苦しそうな顔
をして逃げているような顔だ。しかし、私はあんなに細くはない。
もっと、ふけているし―もちろん40代も半ばなので―腹には脂が
のっている。鰤ならほめてもらえるだろうが、人間である。
ぶざま、である。

何とかのたうちまわって2ｋｍを走り切った。
いつもの信号での時計は9分51秒。
イエイ、というまもなく、信号柱にしがみつき、大量の汗をぼたぼた、
真夏のゲリラ豪雨のごとく流していた。
やっと小学生並みだぜ。

体重は、お、72.6ｋｇ。減ったぜ。走った後は死ぬ思いだけど。

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