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ラジオの思ひ出 [思い出]

10月30日2
先日、ラジオのことを書いたら、オークション欄に懐かしいラジオの写真が
はっついていたので、昔のラジオにまつわる思い出を。

調べたら、1999年6月12日。
阪神-巨人、甲子園球場の実況を、前住んでた家で、
ともだちと、細君と3人で見てました。
試合は、新庄の同点HRで延長へ。
テレビの中継も終わってしまいました。

BSも何にもない家だったので、ラジオ登場。
どこかのバザーで買った、防滴ラジオ。
延長12回、1死ランナー1・3塁。4-4。
バッター新庄。ピッチャー槇原、キャッチャー立ちあがって敬遠へ。
ああ、歩かされるのか、と思った瞬間。

アナウンサー、何を言ってるのかよくわからない程の大声で、
「打った、打った、阪神さよなら―!」

賢明なる読者諸君はもうおわかりでしょう。

そうあの、敬遠球をたたきつけた、あのさよならヒット。
私は、築不詳の東山区の木造家屋で、あのシーンを
3人で囲んだラジオで聴いていたのです。
鳥肌が立ったあと、状況を再度確認。
げらげら、ゲラゲラ、笑いが止まりませんでした。
バンザイ、バンザイ、缶ビールが抜かれ乾杯しまくりました。

もちろん、その日のスポーツニュースは全部見ました。
20世紀、というより、昭和30年代の夜のような夜。
わすれじの夜でございます。
今も新庄ファンでございます。
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